ＮＰＯ地球文化交流会は、来る４月22日（日）午後、イタリア・ローマ市内で、「日伊文化交流会2001（Scambio
Culturale Giappone-Italia Forum 2001）〜東京・ローマ友好都市提携５周年記念〜」を開催する運びとなりました。
日伊文化交流会2001は、イタリアおいて日本のさまざまな伝統文化・芸術・武道を紹介し、日本からの交流ツアー参加者とイタリア市民との交流を図るもので、NPO地球文化交流会としては、一昨年秋に行われた日中文化交流会に続く海外における大々的な友好親善事業です。
折しも今年は、東京都が1996年、当時の青山幸男知事が訪伊して、友好都市提携を結んで５年になることから、東京都の後援をいただき、「東京・ローマ友好都市提携５周年記念」事業として開催されます。
また、日伊両国外務省によるイタリア紹介総合事業「日本におけるイタリア年」が開催され、国をあげて日本とイタリアとの交流事業が展開される意義深い年で、在イタリア日本大使館・ローマ日本文化会館の後援もいただきました。そのほかアリタリア航空の後援、大東京火災海上保険株式会社（あいおい損保株式会社）、並木不動産株式会社の協賛をあおいでいます。
日伊文化交流会2001開催に合わせて、日本からの交流ツアーを募集、河野喜一理事長はじめ、板橋里神楽家元、萩原正義さん（西武文理大学特任教授里神楽相模流四世家元）ら現在までのところ26人の参加が決まっています。
当日は、板橋の伝統芸能「里神楽」、古武道の演武、日伊双方の講師による講演会、絵画展などを行うほか立食形式のミニパーティーを開催、参加したローマ市民との交流の場がもたれます。
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地球文化交流会は設立当初からイタリアとの縁が深く、1994年11月、ミラノにおいて日本の古美術品展示会・茶道セレモニー、日本古武道演武会を開催するなど、現地イタリア人との武道を通じた交流を重ねて参りました。
1999年５月、茨城県鹿嶋市で、NPO法人化に向けて開かれた地球文化交流会発会式には、イタリアからマウロ氏らがわざわざ駆けつけ、NPO法人化を祝福してくれました。
その年、マリオ氏らイタリア人の協力により、イタリア・ベニス支部を開設、イタリアとの交流活動を深めて参りましたが、マリオ氏らから、「ベニスのみならず多くのイタリア人に日本の伝統文化を紹介したい」「ぜひイタリアにおいて地球文化交流会の大会を開催してほしい」という強い要望もあり、今回の日伊文化交流会を開催する運びとなりました。
イタリアではもとより、「サムライ・バンザイ」というタイトルの武道を紹介する月刊誌も刊行されるなど、サムライ、バンザイがそのままイタリア語となっているばかりか、武道を習うイタリアっ子も多く、日本の武道への関心が高いことで知られています。
この雑誌の２月号には、「TAKI（滝）」の特集記事が４ページにわたって組まれ、河野理事長の住まいがある神奈川県中川町に訪れ、滝に打たれながら修行するイタリア人とともに、河野理事長が、どのように美剣体道を興したのか、武道に対する姿勢などが多数の写真とともに紹介されています。
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