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地球文化通信第6号(2000/1月号)
新しい世紀への御挨拶

地球文化交流会理事長 河野 喜一

 紀元という 言葉の意味 を考えた。
 神様が天地を創造なさる時 神様の口から光の糸が吐き出される。
 光の糸が生命力を持っていて大宇宙を組み立てる 地球を組み立てなさる。
 その光の糸の事を 紀 と申し上げる。
 糸を吐き出される根元が創造神の中にあってここを 元 と申し上げる。
 一千年おきに糸が新しく取り換えられると思うと この二十一世紀 初発(はじめ)の持つ意義の深さに驚かざるを得ない。
 そこで二十一世紀様 あなたに申し上げたい。
 私ども人間一人ひとりにその糸の一筋をお分けください。
 地球人ことごとくがこの糸で生まれかわったらどんなに素晴らしいことでしょう。
 あなたの存在に気が付かせて戴いた恩恵に心から感謝申し上げます。
 今から始まる一千年に新世紀神魂が活躍してくださることを信じ奉り新年の御挨拶に代えます。

紀元二千年元旦

月から望む地球(NASAのホームページより)

年末報告会・企画会議開かれる

1999年12月都内で

 NPO地球文化交流会の年末報告会・企画会議が十二月十八日午後、都内で、河野喜一理事長以下理事、関係者が出席して行われました。
 まず挨拶に立った河野理事長は、「世界中の民族がこうなりたいという希望のないところに戦争、殺戮が起こっている。地球文化交流会としては、世界中の民族に希望を持たせる、目標を打ち出せる旗印をたててもらうことが一番大切」と語った上で、「まずここに集まったみなさんのこういうことをやってみたいというのが聞ければ成功だと思う」と述べました。
 その後、地球文化交流会の組織図として、理事会のもと本部事務局(総務部、経理・財務部、企画部、広報部、海外部)を置き、それぞれの担当者が紹介され、国内支部、海外支部の設立・設置も確認しました。また、(1)美剣体道Aインターネット・メディア(2)伝統芸能・芸術C食文化研究(3)地球環境(4)留学生の斡旋と受け入れおよび支援F精神文化の研究――等を柱に今後活動していくことを承認しました。
 続いて、昨年六月の発会式を皮切りに九月に正式にNPOとして正式認可、十月の中国での連絡所設立式典、日中文化交流会・講演会の開催、イタリア支部開設等、一九九九年の活動経過が報告されました。
 二〇〇〇年の主な活動予定として、三月二十五日、東京都板橋区立文化会館大会議室で、「国際文化講演会」(共催・財団法人板橋区国際交流協会、後援・板橋区)を開催。また、三月三十一日からは日中文化交流ツアーを企画、三国志で知られる諸葛孔明の生地、臨沂を訪問、当地の大学で講演会等の開催を予定しています。さらに五月二十七、二十八日には、神戸市にて創立一周年記念式典・講演会の開催。さらに十月下旬には、日伊文化交流会を予定していることが紹介されました。
 最後に河野理事長が、「なぜ地球文化交流会なのか。そこには、世界中の各国々を人格化して文化交流をするという意味が込められている。地球に魂があり、日本民族、中国民族それぞれが人格としての魂があり、国と国の交流、それは魂の交流でもある。その魂の交流がなければ国土争いが消えないし、平和がこない。地球文化交流会は国土の魂、国土の心を結んでいくことで、世界から争いが消えていく、そうした世界一家族世界を作り上げていく、そこに希望があることをご理解ください」と締めくくりました。