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NPO創立七周年記念大会開催

東京・目白の椿山荘

 地球文化交流会が、NPOとしてスタートしてから7周年を記念する大会が10月29日、東京・目白の椿山荘で全国から約200人が参加して行われた。風光明媚な庭園を眼下に見下ろすジュピターの間で、河野喜一理事長を囲んで武道や伝統文化の交流の輪が広がった。
  第一部・記念式典で、挨拶に立った河野理事長は「なぜ地球文化交流会という名前か、当初はわからなかったが、世界を巡るなど活動していくうちに地球も人間と同じ生き物だと、人間と人間の交流だろうということがわかってきた」と語った上で、「交流するためには人の話を聞かなければならない。でも、人の話を聞けるようになるには、まず自分の意見を言えるようにならないといけない。なぜなら自分の意見を言うということは責任を伴うから。今日はみなさん自己主張する場をもちましょう」と提案しました。
  来賓として河野理事長の弟で河野クリニック院長の河野輝久さんが登壇。河野院長は、ストレスからくる心身症を扱う心療内科が専門。心療内科が厚生省から認可を受けるまでの多難な苦労の経緯を語った上で、同院を訪れる患者さんの多くは、原因が分からず大学病院をはじめ、各地の病院を渡り歩いた末にやってくるという。ストレス社会の中で、病院のすべての科を知り尽くしていないとならない心療内科の重要性が高まっていると語りました。また下村博文内閣官房副長官の代理として秘書が「伝統文化を大事にし文化交流をし後世に伝えていく、という皆さんの試みが伝わるよう下村も心掛けて参ります」と挨拶しました。
  続いて事務局長の坂本さくらさんが活動報告。特にNPOとして認可を受けて以降の7年間の中で外務省の交流事業の一環として、中国、イタリア、ミャンマー、英国での交流会が開催されてきたことなどを報告、また、小学生や幼稚園児をもつ親御さんを対象にした美剣体道の体験教室開催など地域に根ざした活動や修学旅行生が国際交流について理事長を訪ねてくるなど、着実に地球文化交流会が認知されてきていることを報告しました。

創立七周年を迎えて

地球文化交流会理事長 河野 喜一

 私達が努力して此処迄続いた交流会なのですが その努力の中心には目に見えない 文化交流会の神霊・神魂がおいであそばします。
  山の中に清水を湧かせる小さな泉がありまして泉の神霊が住んでおりました。
  或る時その山が噴火して其の泉の周囲を塞き止め大きな湖水を造りました。
  小さな泉の神霊は一瞬にして巨大な湖水の主に化りました。
  えッ
  お山に噴火のエネルギーを送り込んだのは小さな泉の中においであそばした神様だったのですか。
  成るほど 原子核は本当に小さいけど爆発力は大きな山岳を一瞬に吹きとばす程のエネルギーを持っている訳だ。
  地球文化交流会の神核が何時爆発致しても良い様に私共は此の全身に 徳器 を蓄えたいものです。

2006年10月


 エイトスターの田村熾鴻代表の「世のため、人のため、マイナスイメージを払拭して常に明るき前向きに生きましょう」との乾杯の音頭で始まった第二部の懇親会は、萩原社中による寿獅子舞、おかめ・ひょっとこ踊りで幕を開けました。寝そべったり寝返ったりしながらも獅子の顔を常に観客に向ける寿獅子舞、なかなか鉢巻きが頭に巻けないユーモラスなおかめ・ひょっとこ。踊りを終えて挨拶に立った萩原正義代表は、「獅子を舞っていたのは先生(理事長)のお孫さんの(坂本)東生さんです。5歳の時にも拝見したことがありますが、変ったような姿を拝見してその成長ぶりに大変驚きました。伝統芸能を大切にしてもらい、ありがたい」と挨拶していました。

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